こんにちわ。
YUTA【yuta_vd】です。
今回は絞り値/F値について紹介していきます。
最初の頃はF値設定してAモード撮っていました。
絞りF値とは
絞りとはレンズから入る光の量を調整する部分になります。
レンズの中に備わっており、穴の大きさを変えることで取り込む光の量を調整します。絞りには大きさがあるため、カメラに取り込む光の量は数値化する必要があります。
それが、F値になります。
- F値を大きくしようとすると絞りが絞られて、レンズを通る光の量が少なくなります。
- F値を小さくすると絞りが開いてレンズを通す光の量が多くなります。
僕が使用しているタムロンのレンズはf2.8通しです。ズームレンズでは明るい部類に入ります。
背景をボカしたい時などはf値が小さければボケやすいです。
逆にf値を大きくすると全体を綺麗に写せます。しかし光の量は少なくなるため暗くなります。景色など撮影するときはf値を大きく全体を写す様に撮影します。
単焦点レンズだとf1.4,f1.8など明るいレンズがあります。
絞りはピントの合って見える距離範囲にも影響し、ぼけの大きさにも影響します。
Aモードとは
AモードとはF値を任意に設定できるモードであり、適正な明るさになるようにシャッター速度とISO感度がカメラに自動的に設定されます。
被写体だけにピントを合わせて前後をぼかしたいときや手前から奥まで広い範囲にピントを合わせて全体の風景を表現したいときに適しているモードになります。
カメラでの表示例、使い方、変更の仕方
カメラでも一眼レフの撮影モードであれば、絞り優先モード(Aモード)で撮影できます。
- F値をコントロールでき、シャッタースピードを出すために技術を得ることができます。
- F値を設定することで、カメラが自動でシャッタースピードを選んで、露出が最適になるようになります。
- F値が小さいほどシャッタースピードが早くなり、高いほどシャッタースピードが遅くなります。
シャッタースピードが遅いと手ブレを起こしてやすくなります。
手ブレにならないよう、ISO感度を増感してシャッタースピードを稼ぐ設定が必要となります。
デジタル一眼レフには自動感度設定という機能があり、この機能でシャッタースピードを下回ったときに、シャッタースピードを設定値に戻すようにしてくれます。
F値を小さくしてボケを作る、ピントの範囲を広くする、ブレが発生しにくいシャッタースピードにするときに使用します。
効果的な使い方
絞りF値で効果的な使い方としては、一般的な風景写真の場合はF16以上に絞ると解像度が低下するため、F8-11が風景写真にとってベストな設定となります。
風景写真の場合
F2.8 1/500sec
F5.6 1/200sec
F11 1/50sec
シャッタースピードも変わり、少しわかりにくいですので下のスライドをご覧ください。
左側 F2.8 右側 F22
左側は雲がボケているのに対して、右側は雲がくっきり写っています。
ボケを出したい場合
F2.8
もしボケ具合を大きくしたいならばレンズによって変わりますが、最小の数値にしましょう。特にF1.2〜F2.8の設定で手前にフォーカスすると背景がボケます。
また、f14〜F22であれば、スローシャッターで水の流れや光の軌跡を表現することができます。
このようにして効果的に使うことができます。
SONY/Eマウントおすすめレンズ
レンズはやはり、表現の幅が広がるF値が小さいレンズを選ぶといいでしょう。
- 単焦点だとF値が1.2〜1.8を目安にしましょう。
- ズームレンズだとF2.8が一番明るいレンズになります。
◆今回は価格に関係なくF値が小さい単焦点レンズ3つを選びました。
まとめ
絞りF値を使用することにより、いろいろな写真を正確に撮影できます。
まずはAモードで色々試しながら撮っていきましょう。