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YUTA【yutas_photo】です。
今回は関西のJCT/ジャンクションスポットについて紹介
ジャンクションの魅力って何?
ジャンクション、日常生活ではあまり馴染みのない言葉です。
ラジオの交通情報では渋滞個所として頻繁に出てくる地名。ジャンクションとは、高速道路が分岐、交差する地点のことをいいます。高速道路という巨大で重厚な構造物が曲線を描き、複雑に絡み合う風景。
地上に立ってみれば、いくつもの巨大な柱が林立する圧倒的な存在感と迫力。巨大な郊外のジャンクションや、都心の狭小なスペースに作られたジャンックションの機能美。昼夜間断なく通り過ぎる自動車と巨大構造物との静と動との美しさ、これらがジャンクションの魅力です。
関西でジャンクションが撮れるスポット
関西にも高速道路が数多く走っています。当然、ジャンクションも点在しています。関西でも注目すべきジャンクションを紹介します。
東大阪ジャンクション
近畿自動車道と阪神高速13号東大阪線と交差する巨大ジャンクションです。
足元は中央大通りと中央環状線という、これまた大阪の大動脈たる道路。交通量が多く地上から接近や撮影は困難なので注意が必要です。
でも大丈夫。東大阪ジャンクションには全景を撮影できるポイントがあるのです。
東大阪ジャンクションの北東側に大きなビルが建っています。東大阪市役所。ここの22階には展望スペースがあり、午前9時~23時まで、自由に見学することができます。南側展望室からですので、ちょうど北東側からジャンクションが望めます。夕日に染まる大阪市内のビル群をバックにジャンクションや、夜景の大阪市内をバックに夜のジャンクションを撮影できます。有料ですが駐車場もありますので、ジャンクションの魅力を感じたい人は一度訪れてもよいのではないでしょうか。
阿波座ジャンクションと西船場ジャンクション
大阪市西区にあるジャンクション。
阪神高速16号大阪港線と3号神戸線に西長堀ランプの入出路が絡む複雑構造のジャンクション。
マニアの間では「東の箱崎、西の阿波座」とも称される有名ジャンクションでもあります。その魅力は、都心の狭小なエリアに圧縮された巨大構造物の機能美でしょうか。阿波座交差点から見上げれば、3重構造の曲線と直線で構成される橋桁、地上を見渡せば林立する支える巨大な橋脚。都心のジャンクションの魅力が詰まっているジャンクションです。地下鉄阿波座駅の真上のため、訪れるのも非常に便利な場所でもあります。
なお、近くには16号大阪港線と1号環状線の接続する西船場ジャンクションもあります。こちらは現在工事中ですが、間も無く完成予定。直角にクロスする重層構造の高速道路と曲線で繋ぐ連絡道、そして高速のの横側で中央大通りが高架に駆け上がっていく様子を眺めることができます。
一粒で二度美味しい二つのジャンクションです。
久御山ジャンクション
京都市の南側の久御山町にあるジャンクションです。
第2京阪道路と京滋バイパスが交差する構造の巨大なジャンクションですが、かつての巨椋池干拓地の水田地帯の真ん中に作られたため、周囲に高い建物はなく、非常に開放感溢れるジャンクションになっています。このジャンクションはかつて、映画「踊る大捜査線」の撮影に使われたというエピソードが、ジャンクションマニアのマニア心をくすぐっているそうです。
このジャンクションの周囲はほとんど高い建物はありません。という事で上からの撮影は非常に困難です。しかし周辺は水田や河川敷などの田園地域。どこからでもジャンクションは見る事ができるそうで、自分に合った撮影ポイントを見付けなければいけません。
なお、淀川を挟んだ西側の天王山に登れば、頂上から久御山ジャンクションだけではなく隣接する大山崎ジャンクションを眼下に眺めることができます。ただ、天王山に登るのは、軽めのハイキングを覚悟しなければなりません。
まとめ
どうでしょうか。関西のジャンクションを3つ紹介しました。
関西にはまだまだ魅力的なジャンクションが点在します。複雑さは日本有数で他地方からの通過車両泣かせの吹田インター・ジャンクションやUSJにほど近い阪神高速2号淀川左岸線と5号湾岸線との北港ジャンクションなども魅力満載です。
秋の行楽で高速道路を使う機会も増えると思います。ジャンクションを通過するとき、その全景や魅力に思いをはせてみませんか。